業務内容(施設部)
那覇空港における航空燃料の輸送手段は現状タンカー船のみで、航空燃料の安定供給の観点から見れば、海象(波)や気象(風)の影響を非常に受けやすいため(台風シーズンは特に要注意)、日々、海象や気象の情報収集も行いながら航空燃料の受入計画や在庫管理を行っています。
施設部では航空燃料給油施設の管理運営業務を行っており(沖縄給油施設株式会社からの業務委託)、タンカー船からの燃料受入に始まり、給油車両への燃料積込に至るまでの一連の作業や品質管理、タンカー船の受入計画や日々の在庫管理、施設構内における設備の定期点検や施設管理全般などが主な業務内容となります。
給油部と同様に、危険物(航空燃料)を取り扱うことから、有資格者(危険物取扱免許・小型船舶操縦免許)で所定の教育訓練を十分に行い、専門の知識を有したスタッフが安全・確実に作業を実施しています。
航空機が飛ぶのに欠かせない燃料は、国際規格・石油連盟の定めるガイドラインに適合し、給油施設に搬入されてから航空機に給油されるまで、厳密な検査と管理のもと、品質管理が徹底されています。
燃料を保管するタンク・他施設の老朽化や塩害によるサビなどについて常日頃から整備・点検し万全な保管状態を維持しています。
台風などの自然災害時でも燃料を安定供給できるように在庫管理を行い適切な在庫量を保持するよう努めています。